第八十三話 優秀賞!
cです。こんにちは。
現在、開催中のITproEXPOでHinemosが優秀賞を受賞しました!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/101601417/
マルチクラウド・オーケストレーションツール Hinemos[NTTデータ]
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/101501413/
展示概要はこちら。
ITproEXPOは明日(2014/10/17(金))まで開催しているので、
お時間を見つけて、覗きにきてください。
第八十二話 HinemosWorld2014
cです。こんにちは
HinemosWorld2014を開催します!
2014/12/4,5の二日間開催となります。
Hinemos4.1.2リリース
Jです。
本日、Hinemos ver.4.1.2がリリースされました!
https://sourceforge.jp/projects/hinemos/releases/
Hinemos ver.4.1.1の不具合修正に加え、
「コマンド」実行を伴う機能(ジョブ機能、カスタム監視機能、コマンド通知機能、Windowsイベント監視機能)の、
コマンド実行時のメモリ使用量削減、といった性能改善等、
内部的な機能改善も実施されています!
詳細は、Hinemos ver.4.1.2のリリースノートを確認してください。
第八十話 RHEL7
cです。こんにちは。
RHEL7がついに出ましたね。
https://access.redhat.com/site/announcements/911103
http://www.slideshare.net/moriwaka/red-hat-enterprise-linux-7
もちろんHinemosもRHEL7対応しますよー。
# RHEL7って大きく変わっていますが、みんなすぐ使うのかな?
ネットワーク仮想化対応 関連イベントのご案内
Jです。こんにちは。
最近急に暑くなりましたね。
冬場に4kgほど増量したJは、昨年以上にUSB扇風機が手放せなくなっている、今日この頃です。
さておき、今月は、Hinemos+ネットワーク仮想化対応の関連のイベントが目白押しです!
直近では、6/11(水)-13(金)に、Interop Tokyo 2014@幕張メッセにて、Hinemosを出展します。
当日は、SDI ShowCaseにHinemos+Pica8スイッチで構成されたデモ環境の展示や、開発メンバのTさんによる講演が予定されています!
デモ環境は、Hinemosの展示ブースから操作できますので、Interopにご来場の際は、ぜひHinemosのブースにお越しください!
詳細はこちら
また、6/25(水)には、豊洲フロント2F INFORIUMにて、企業内クラウドとネットワーク仮想化による運用効率化セミナーを開催します。
本セミナも、Interopとはまた一味違う、非常に濃い内容になる予定です。
Interopにご来場いただいた方も、Interopに行けなかった方も、ぜひ、本セミナに合わせてご参加ください!
詳細・お申込みはこちら
なお、Jは、上記セミナで発表する予定は無いのですが、6/14(土)に、オープンソースカンファレンス 2014 HokkaidoでHinemosの紹介を行います!
北海道にいらっしゃる方も、そうでない方も、オープンソースカンファレンス 2014 Hokkaidoにご来場いただいた際には、お声掛けいただけると嬉しいです。
以上、セミナのご案内でした。
Hinemos+Ansibleで、Hinemosエージェントインストールを自動化する
Jです。おつかれさまです。
Hinemosには、一括制御機能で、管理対象機器にHinemosエージェントをインストールすることが可能ですが、
Hinemosエージェントのインストール自動化を、Hinemosのジョブ+Ansibleで実現する方法を考えてみました。
Ansibleとは
Ansibleは、2012年にリリースされた、OSS構成管理ツールです。
- プロビジョニング対象にモジュールを置く必要が無い
- 構成を記述する定義ファイル(Playbook)を、YAMLという可読性が高い形式で記述できる
といった特徴があります。
Ansibleの詳細はこちら
http://www.ansible.com/home
利用した環境
仮想マシン3台
- サーバA:CentOS 6.4 (Hinemosマネージャ、Hinemosエージェント、Ansibleインストール済み)
- サーバB:CentOS 6.4
- サーバC:CentOS 6.4
事前準備
サーバAに、Hinemosマネージャ、Hinemosエージェント、Ansibleをインストールした上で、サーバAから、サーバB、サーバCに対しパスワード無しで
SSHログインできる様、以下の設定しました。
- サーバA(rootユーザ)の認証用公開鍵を作成
- サーバB(rootユーザ)、サーバC(rootユーザ)のauthorized_keysファイルに、1で作成した鍵を配置
なお、Hinemosマネージャの/opt/hinemos/sbin/に配置されている
一括制御機能用のスクリプト(hinemos_setup_collectiverun.sh)を使うと、この設定が簡単にできます。
Ansibleのhostsファイルの作成
Ansibleのプロビジョニング対象となる(Hinemosエージェントのインストール対象となる)
サーバB、サーバCを定義した"hosts"ファイルを、/etc/ansible/hostsに作成しました。
hosts
[managednode] サーバBのIPアドレス サーバCのIPアドレス
プレイブックの作成
以下処理を実行するプレイブック(agentinst.yml)を、/rootディレクトリ配下に作成しました。
- Hinemosエージェントのインストールパッケージダウンロード
- Hinemosエージェントパッケージの解凍
- Hinemosエージェントが必用とするrpmパッケージのインストール
- エージェントインストーラの実行
agentinst.yml
- hosts: managednode remote_user: root tasks: - name: test connection ping: remote_user: root - name: download agent from sourceforge get_url: url=http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=jaist&f=%2Fhinemos%2F60378%2Fhinemos_agent-4.1.1_rhel5-rhel6.tar.gz dest=/root/hinemos_agent-4.1.1_rhel5-rhel6.tar.gz - name: decompress file command: tar zxvf /root/hinemos_agent-4.1.1_rhel5-rhel6.tar.gz - name: install rpm packages yum: name={{item}} state=installed with_items: - java-1.7.0-openjdk - net-snmp - net-snmp-libs - coreutils - shadow-utils - gawk - grep - sed - krb5-workstation - passwd - openssh - openssh-clients - expect - name: change into script directory and run script command: chdir=/root/Hinemos_Agent-4.1.1_rhel5-rhel6 ./agent_installer_JP.sh -i -m '{{managerip}}' -s
スクリプトの作成
プレイブックをラップする簡単なスクリプト(agentinst.sh)を/rootディレクトリ配下に作成しました。
環境変数 "ANSIBLE_HOSTS"に、/etc/ansible/hostsを指定した上で、
プレイブック(agentinst.yml)を実行し、引数$1を{{managerip}}に渡すだけの簡単なものです。
agentinst.sh
#!/bin/bash export ANSIBLE_HOSTS=/etc/ansible/hosts /usr/bin/ansible-playbook /root/agentinst.yml --extra-vars "managerip=$1"
ジョブの登録
以下コマンドを、サーバ上で実行するHinemosのジョブを作成しました。
なお、xxx.xxx.xxx.xxxはHinemosマネージャサーバ(サーバA)のIPアドレスです。
実効コマンドは、rootユーザで実行されるように、Hinemosのジョブを設定します。
実効コマンド
/root/agentinst.sh xxx.xxx.xxx.xxx