第七十六話 ログファイルを正規表現で指定可能に
cです。こんにちは。
http://sourceforge.jp/projects/hinemos/releases/59584/note
Hinemos4.1の主な機能追加、機能改善はこちら。
今回もHinemos4.1の細かい機能改善をお伝えします。
ログファイル監視で対象ファイルを正規表現で指定できるようになりました。
画面を見てもらえばわかるように、ファイル名に正規表現が利用できるようになっています。
最新のログファイルが「hoge.20131218」のように日付が含まれている場合、この機能改善は嬉しいと思います。
注意事項として、最新ファイルが「hoge.log」で、古いファイルが「hoge.log.1」「hoge.log.2」「hoge.log.3」のようになっている場合に、「hoge.*」を監視対象とするのはNGです。
hoge.logがログローテートされてhoge.log.1になった瞬間に、Hinemosエージェントはhoge.log.1が新しいファイルになったと検知してしまい、新しいhoge.log.1(直前まではhoge.logであったもの)を最初から読み直してしまいます。
まとめると下記のように設定すると良いです。
最新のログファイル:hoge.20131218 古いログファイル:hoge.20131217, hoge.20131216, hoge.20131215 監視設定OK例1:hoge.[0-9]* 監視設定OK例2:hoge.* (例2よりも例1のように、できるだけ他のファイルがヒットしないような正規表現が良いです。) 最新のログファイル:hoge.log 古いログファイル:hoge.log.1, hoge.log.2, hoge.log.3 監視設定OK例:hoge.log 監視設定NG例1:hoge.* 監視設定NG例2:hoge.log.* 最新のログファイル:hoge.log 古いログファイル:hoge.log.20131217, hoge.log.20131216, hoge.log.20131215 監視設定OK例1:hoge.log 監視設定OK例2:hoge.* (例2よりも例1のように、できるだけ他のファイルがヒットしないような正規表現が良いです。)
(本当は、hoge\.logとするのが正確なのですが…。)